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マイホームを中古マンションのリノベーションにした理由

リノベーション

我が家は築30年の中古マンションを購入して、リノベーションしました。

少し前まで新築を買うつもりでいた私がなぜ、中古マンションにしたのか

考えが変わった理由はふたつあります。

①間取りや設備を自由に選べるから、②金銭面にゆとりができるからです。

私の考えをまとめたので、お家選びに悩む方の参考になれば嬉しいです!

マンションにした理由

はじめに、そもそも戸建てとマンションがありますが、マンションにした理由についてお話しします。

ワンフロアで完結したい

1つ目は、生活空間をワンフロアで完結したかったからです。

私は戸建てで育ちましたが、特に戸建てにこだわりはありませんでした。

むしろ、階段が面倒で物が片付けられなかったり、一度2階に行くと降りたくなくなったりで、2階建てや3階建ては向いていないと思っていました。

なので、自分が主婦になったらワンフロアで完結する平屋がいいと考えていました。

駅近が良かった

2つ目は駅の近くの土地がよかったからです。

お恥ずかしいですが、時間ギリギリに家を出てしまうタイプなので、駅まで走れるくらいの駅近であることも私には重要なポイントでした。

ワンフロア完結で駅近ならマンション

平屋となると広い土地が必要で、駅の近くだと土地代も高くなります。

私の希望を叶えるには、自然とマンションに選択肢が縛られていった形です。

中古マンションリノベーションにした理由

次に、マンションの中でも中古マンションを買ってリノベーションした理由です。

中古マンションを買ってリノベーションした理由は2つあります。

間取りと設備の自由度が高い

1つ目は間取りと設備の自由度が高かったことです。

ここ数年、資材高騰で新築の価格は上がっていますが、設備などのグレードは下がっているのが現状です。

コンクリートや木材が高騰し、家の中身を安くして少しでも手の届く値段にしているのです。

またパントリーや大容量の収納がついた、理想を満たす間取りはなく、シンプルな田の字型のマンションがほとんどです。

しかし、リノベーションなら、理想の間取りに変えたり、新築戸建と同じようにおしゃれなキッチンやトイレを選んだりできます。

新築の戸建てだと、ハウスメーカーの方針でキッチンに選べるメーカーが決まっていて、理想が叶えられなかったという話も聞きます。

お金に余裕があれば、新築マンションを解体して間取り変更もできますが、そこまでの予算はないので、希望の間取りや設備にするには中古マンションのリノベが良かったということになります。

金銭面に余裕ができる

2つ目は金銭面に余裕ができるからです。

我が家はフルタイムの共働きなので、2人でローンを組めば新築のマンションを買える状況ではありました

実際に新築マンションの見学にもいきました。

しかし、将来のことを考えローン選択や家計管理などお金の勉強をするにつれて、健康リスクや離婚リスクなどを考え、2人で多額のローンを組むのは避けたいという気持ちになっていきました。

実際に当初検討していた新築マンションと中古リノベーションでは3000万円ほど値段が抑えられています。

私はファイナンシャルプランナーの資格も持っており、共働きなら余裕があり、もし働き手が1人になってもやっていける家計になっています。

家にどれだけお金をかけるかはそれぞれの価値観によると思います。

我が家は家のために仕事や旅行、子どもの進路の選択肢を狭めたくありませんでした。

差額の3000万円で何ができるか考え、旅行や投資に回して、ゆったり生活したいという考えになったのです。

中古マンションについての疑問

次に中古マンションならではの疑問に、自分なりに答えを出してみました。

建物や地域によっても変わりますし、ツッコミどころもあると思いますが、あくまで個人の考えになります。

今後マンションが老朽化したらどうするの?

今の時点で古いマンションを買って、歳をとってマンションが老朽化したらどうするの?と思う方もいると思います。

3つのポイントで考えてみました。

コンクリートの耐久性

まず、コンクリートの老朽化です。コンクリートの耐久年数は数十年という説がありますが、これは手入れ次第で長くなります。

クラック補修や防水処理などの修繕をすることで、寿命を延ばしていけるので、当面は心配していません。

共用設備の耐久性

次に水道設備やエレベーターなどの共用設備の老朽化もやってきます。

修理や交換が必要な時もきますが、修繕積立金がしっかり貯まっていればこれも対応できると思います。

建て替えの可能性

また、いつか建て替えることになっても、駅近ならば部屋数を増やして販売することで、建て替え予算を確保する方法もあります。

これらの点から建物の老朽化には都度対応していくことができると考えています。

住民の年齢について

住民が高齢化したら?

では、住んでいる住民が高齢化したらどうするのか?

住民が入れ替わって売りに出されたとき、マンションが売れないと管理費や修繕積立金が払われず、資金不足になる事もあります。

しかし、駅近なら次の買い手も決まりやすいです。

実際に何組もここ数年で引っ越してきた若い世代を見ており、幅広い世代の方が住んでいるのを確認しているので、特に心配していません。

ただし、人口が大幅に減少している地域では人の循環も難しいと思うので、地域差もあると思います。

家に住む期間は誰にもわからない

家に住む期間は何歳で家を買うか、何歳でこの世を去るかによっても変わります。

新築の家に30歳から90歳まで住んだら、築60年になりますし、築20年に30歳から70歳まで住み、その後施設に入ったら家を離れるのは同じ築60年の時です。

なので、歳をとった時にどうなっているかは誰にもわからないので、何かあった時に対応できるだけの蓄えを作っておこうと考えるようになりました。

家にかけるお金を資産運用しておけば、高齢になった時に施設に入る選択肢も取れますよね。

ずっと元気だった祖父母が高齢で施設に入ったのを見て、よりこの思いが強くなりました。

以上が中古の家の不安に対する自分なりの考えです。

中古住宅に不安を抱える方の悩み解消に役立てれば嬉しいです。

後悔したこと

次に中古マンションのリノベーションで後悔した事です。

立地と室内の段差です。

立地

駅の近くがいいと言っておきながら立地に不満があるの?と思われると思いますが、購入したのは駅近物件で基本的にとても便利な場所です。

しかし、子供の保育園が徒歩15〜20分かかる場所にしかないのです。

できるだけ歩きたくない、駅近希望の私としては、20分はなかなかの距離です。

自転車が使える日はいいですが、自転車が使えない真夏の雨の日は本当に恐ろしいです。

購入前に調べればわかるだろうとツッコミを受けそうですが、実は徒歩数分の駅前にも保育園はあります。

しかし、2歳児クラスまでの保育園なので、3歳から保育園を探し直す苦労を考えると、遠いですが5歳児クラスまで通える保育園を選択しました。

購入前に調べていた時は「近くに保育園もあるな」と満足し、何歳までの保育園か調べていなかったのです…。

ただ、今の物件は気に入っているので、保育園が遠いとわかっていてもおそらく購入したと思います。

室内の段差

次に室内の段差です。

築年数の古いマンションは駆体のコンクリートに、直接フローリング材が貼られていることがあります。

また、トイレやお風呂の排水管などを通すために廊下側の床が上がっている物件もあります。

我が家もそれらに当てはまる家で、廊下とリビングに10cmほどの段差があります

段差は無くしたかったのですが、廊下に合わせてリビングの床をあげると、リビングの窓枠に床がかかってしまうので、段差は無くさずにリノベーションしました

少しの段差くらいは、戸建の段差と比べたらなんて事ないと思っていたのですが、お掃除ロボットのルンバが活躍するようになり、廊下まで掃除できないことがとても悔やまれるようになりました。

今は室内の段差も子どもの遊び場になっているので、その点は良かったですが、やはり一気にルンバに掃除してほいという思いはあります。笑

最近のマンションはフローリングと躯体の間に空間があり、直接貼る形ではありません

なので、もし直貼りされているフローリングだった場合どのような対策をするのか、段差は絶対に無くしたいので直貼りのマンションは避けるのか、ご自身の条件を検討して、物件を決定されるといいと思います。

リフォーム会社の管理が雑だった

3つ目はリフォーム会社の管理のゆるさです。

リフォーム会社の選択は、間取り相談や工事管理を任せるので、とても重要です。

私はトラブルにすぐ対応してくれると思ったので、自分が住んでいる地域でリフォーム実績が多い会社に依頼しました。

妊娠中だったので、打ち合わせや資料のやり取りをする時は、近所の会社で良かったと思うことはありました

しかしメインの設計担当者が、納期やタスク管理ができず、打ち合わせを忘れたり確認事項を忘れていたり、何度もストレスを感じることがありました

現場担当の方はしっかりされていただけに、設計担当の方の緊張感のなさがとても残念でした。

小さな会社なので人手不足もあると思いますし、もっと色々な会社話を聞けばよかったと後悔しています。

今回の記事でリノベーションに興味がわいた方は、業界で有名な会社「リノベる。」に相談してみてはいかがでしょうか

リノベーションについて調べ始めたばかりの方でも聞いたことがある会社だと思います。

テレビのヒルナンデスでも社員のお家が紹介されていましたし、安心感がありますよね。

今資料請求された方には、リノベーションについてまとめた情報誌が手に入るので、購入時期や物件探し、資金計画、間取りの検討をはじめている方、ぜひ一度ご覧ください。

以上の3点がリノベーションで後悔したことです。

お家自体はとても気に入っていますし、もしもう一度引っ越すとしてもリノベーションをしたいと思っています!

私の後悔したことが、これからリフォームをする皆さんの役に立てば嬉しいです!

まとめ

以上が、我が家を中古マンションリノベにした理由です。

マンションを選んだ理由

  • 生活空間をワンフロアで完結したかった
  • 駅近の立地が良かった

中古のリノベにした理由

  • 間取りと設備が自由に選べる
  • 金銭面にゆとりができる

こうした理由から中古マンションを買いましたが、毎日気に入った空間で過ごせてとても満足しています

ただし後悔した事もあります。

後悔したこと

  • 保育園から遠い立地
  • 室内に段差ができてしまった
  • リノベーション会社の管理が雑だった

このように少し後悔もあり、100点満点の物件を見つけるのは難しいと思いますが、中古で十分幸せに過ごせますし、選択肢も一気に広がるので、ぜひ一度検討してみてください!

素敵な物件に出会えることを祈っています。



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