子育て中の方、お買い物や保育園の送迎などで電動自転車を買おうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に私が使っている ヤマハ「PAS Babby un SP」とパナソニック「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」の電動アシスト自転車について、リアルな使用感をレビューします。
我が家はこの2台を夫婦で使い分ける“電動自転車2台持ち”!
結論から言いますと、妻はパナソニック派、夫はヤマハ派に分かれており、どちらも満足のいく使用ができています。
いくつかのポイントに分けて、おすすめを書いていますので、どちらがいいか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
なぜ電動自転車を2台購入したの?
我が家が電動自転車を2台購入した理由は以下の通りです。
- 坂が多い地域に住んでいる
- 車を所有していないので、駅から遠く、徒歩では行きにくい場所にも家族で出かけたい
- 今は子供が1人だが将来的に2人欲しいので、分散して子供を乗せたい
1台は電動自転車で、もう1台は安価な通常の自転車にすることも考えましたが、上記の理由から2台とも電動自転車を購入する決断をしました。
将来子供を乗せられるように、どちらも子乗せ対応モデルを選んだので、子どもが1人の現在は状況によって乗り分けています。
ヤマハ「PAS Babby un SP」vs パナソニック「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」比較
基本的なスペック
ヤマハ PAS Babby un SP
購入品番:pa20bspr
適応身長142cm〜、2人乗せなら146cm〜
車体重量 32.7kg、電池容量15.8Ah
現在はPAS babby unが発売されていますが、名前の最後のSPは後ろの子乗せ椅子がついているということを表しています。
パナソニック ギュットアニーズ DX 押し歩き
購入品番:BE-FAW031(2025年)
適応身長142cm〜、2人乗せなら155cm〜
車体重量32.8kg、電池容量16.0Ah
どちらも大差はありませんが、小柄な方が2人乗せするならヤマハの方が良く、充電が少しでも長持ちして欲しい方はパナソニックが良さそうです。
その他細かい部品の違い
ヤマハ PAS Babby un SP
カゴの底面が網のようになっていないので、細かいものを入れても安心(YAMAHAでもスカスカのタイプもあるので、機種によります)
また、ベル・ロック・スタンドの動きはヤマハの方が少しスムーズです。
パナソニック ギュットアニーズDX押し歩き
カゴの底面は網状になっているので、細かなものは隙間から落ちてしまう可能性があります。
ベルはピーンと弾くように鳴らすタイプなので、小さくチリチリ鳴らすことができず少しだけ警戒して欲しい時などに鳴らしにくいので、後付けで購入することを検討中です。(こちらもパナソニックの別タイプのものは、弾かずに小音でも鳴らせるタイプなので車種によるようです)
所有している2台の中では、細かい部品はヤマハの方が好みです。
それぞれの購入理由と選んだポイント
1台目:ヤマハ「PAS Babby un SP」
- ヤマハが坂に強いという口コミを見たのが決め手。
- 将来的に子どもを2人乗せしたいと思い、2人乗せ対応モデルを選択。
- 子どもを前に乗せるタイプは、前かごがつかないので、前かごがついている後ろ乗せタイプから選択。(前乗せでもカゴに変更できますがハンドルが独特の形になるのであまり好みではなく。。)
- 以上の条件から自然と車種は絞られました。
今購入するならほぼ同じスペックのPAS Babbyを選択すると思います。
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他の店舗で買う方も、ショップの口コミなどをよく見て購入してください。1番安い!と買いそうになったお店の口コミを見ると評価が悪かったり、別途送料がかかったりということが頻繁にありました。
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2台目:パナソニック「ギュット・アニーズ・DX(押し歩き機能付)」
- 押し歩きアシストがあるものを希望。1台目を買って判明したのですが、電動自転車はとにかく重いです。マンションの駐輪場から出すためのスロープが急勾配で押し上げるのに毎回苦労するので、押し歩き機能があるものから選ぶと、パナソニック一択でした。
- 子どもが将来自転車に乗るようになったときに坂を押し歩きしながら並走することも考慮しています。押し歩き機能がない普通の電動自転車の場合、歩行者と並走するスピードでの手押しは、平坦な道でもバランスを保つのが難しいです。坂道を登る時は子どものアシストをすることなども考慮して、押し歩き機能が魅力的でした。
- タイヤは小さめの20インチを選択。手押し機能があって子供が乗せられる車種が限られていたので、その中でも子乗せでも転けにくいと言われている小さいタイヤの20インチを選択しました。
- 手押し機能付き+子乗せ+小径タイヤを重視してこのモデルに決定。
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現在の使い分けと乗り心地
- ヤマハ:標準の前カゴ+後付けの前子乗せ+後付けの後ろカゴ。
- パナソニック:標準の前カゴ+標準の後ろ子乗せ。
後ろに子どもを乗せるのは2歳以降が推奨されています。ヤマハは子どもが2歳になる前から乗っていたので、前用の子乗せ椅子を購入して乗せていました。
また荷物が増えることもあるので、後ろに荷物を乗せられるカゴも追加して、保育園の布団も余裕で載せることかできます。
前の子乗せ椅子には雨除けカバーもつけているので、雨の日は子どもをヤマハに乗せて、親はレインコートで登園しています。
基本的には後ろの椅子の方が広々として快適なようで、雨の日以外は購入時からついている後ろ子乗せがついたパナソニックで登園することが多いです。
アシスト感や坂道の乗りやすさは両者とも大きな問題はありません。
ただし、以下のような違いがあります。
アシスト切り替えの違い
- ヤマハ:手動でアシストレベルを切り替える必要あり。坂の傾斜に応じて操作がやや面倒。
- パナソニック:オートモードが便利。ただし踏み込みが弱いとアシストが弱めに感じることも。
ヤマハはアシスト機能の強さがオート切替ではないので、坂の傾斜に合わせて手動で切り替えが必要です。
一方、パナソニックはオートモードがあるので坂道に合わせた切り替えが不要な点がメリットです。ただし踏み込み力でアシスト力を判断するので、慣れるまで坂の序盤はグッと漕がないとアシストが足りないと感じた時もあります。
アシスト力自体の違いですが、基本的に急な坂道もどちらも問題なく登ることができていますが、若干パナソニックの方が強いと感じます。
坂を登り終える時の足の疲労感がパナソニックの方が軽く感じることが多いです。
正直どちらも急な坂でも全く問題なく登れるので、誤差レベルの違いかもしれません。
私はパナソニックのオートモードで登る方が楽に感じますが、夫はヤマハの方が楽だというので個人差もあるかもしれません。
✅ どちらも急な坂でも問題なく登れます!
個人的にはパナソニックの方がラクに感じるけど、夫はヤマハ派。これは好みの差!
手押し機能が大活躍!
- スロープのある駐輪場や、狭い道の取り回しに便利。
- サドルを軽く持ち上げ、ハンドルのボタンを押すだけ。
- ボタンから手を離しても10秒間はタイヤが勝手に後退しない設計なので安心。
「子どもが歩くようになってから、並走しながら押す」場面でも活躍しそうです。
結論:どっちを選ぶべき?
押し歩きが欲しい方→断然パナソニック!
アシスト操作を簡単にしたい→パナソニックのオートモードが便利
細かい操作性やパーツ品質を重視→ヤマハの方が若干優位(ベル・スタンド・ロックなど)
押し歩き不要・見た目重視→見た目&価格で選んでOK(ヤマハも◎)
まとめ
どちらも本当に優秀で、「坂が多いから…」「子どもがいるから…」といった悩みにしっかり応えてくれる自転車です。
🔍 押し歩きが必要ならパナソニック一択!
それ以外は、見た目や価格、操作性の好みで選んで問題なしです!
ぜひ購入前に店頭で試乗してみて、坂や押し引きの感覚を確認してみてくださいね。
ご質問などあれば、コメントやメッセージでお気軽にどうぞ♪